お知らせ

2023.07.28
桃の種類は60種類以上?!代表的な白桃と黄桃について

夏から秋にかけての果物の代表格といえば「桃」です。

アンスリーファームでも、様々な種類の桃を取り揃えて皆さんに「美味しい」をお届けしています。

様々な種類…ということは、「白色の桃」「黄色い桃」以外の区別があるのかな?と思われたら大正解!

桃とひと口にいっても、なんと!60種類以上もあるのです!

アンスリーファームの代表格「川中島白桃」「西王母」なども、桃の品種名です。

それぞれに味や固さ・水分量などに特徴があります。

機会があればぜひ食べ比べてみてくださいね。

今回は、一般的に実が白い(ほんのりピンク色)「白桃(はくとう)」と、実が黄色い「黄桃(おうとう)」の違いをお伝えしていきます。

ここを読むだけでも、美味しい桃を選ぶ目が磨かれますよ!

白桃と黄桃の【一般的な】違い

一般的、と表記しているのが、誰にでも分かりやすい違いをあげていくからです。

農家の区別はもっとシビアなのですが(笑)、みなさんには「大きな違い」を分かっていただけると嬉しく思います。

色の違い

白桃…皮の色が白色で、果肉が白色または薄い黄色。
黄桃…皮の色が黄色で、果肉が黄色です。

色は見てすぐに分かります。
どちらも、ややピンク色も入りますが、白か黄色か明確に違いが分かりますよ。

種類の多さは、圧倒的に白桃が多いです。
黄桃系と呼ばれる桃は、「つきあかり」「おうごんとう」など、10種類ほどです。

先にお伝えした60種類以上の中でも僅かですよね。

味の違い

白桃…甘みが強く、酸味が少ない。

黄桃…甘みと酸味のバランスが良く、濃厚な味わいです。

甘さだけであれば、白桃が圧倒的に「食べやすい」といえるでしょう。

お子様から大人までどなたのお口にも合うといえます。

酸味が出てくるのは黄桃です。

甘さだけではなく、バランスの良い甘さと酸味で、桃にコクが出ます。

食感の違い

白桃…果肉が柔らかく、ジューシー。

黄桃…果肉が少し固めで、歯ごたえがある。

白桃はあまり噛まなくてもパクリと食べれてしまうほどです。

黄桃は歯ごたえがあるといっても「シャリシャリ」と食べられるぐらいで、あくまで白桃と比べた時の違いです。

安心して美味しく食べられますよ!

また、食感の違いから、桃を使った調理にも違いが出てきます。

甘さや水分量・食感の違いで分けている感じです。

もちろん、白桃も黄桃も生でそのまま食べていただくことが一番美味しいです!

白桃…ジャムやコンポート、ケーキやタルトなどのスイーツによく使われます。また、サラダやスープなどにも。

黄桃…煮物や焼き物などの料理によく使われます。また、ジュースやゼリーなどにも。

白桃は甘さを生かしたスイーツ系。

黄桃は酸味のバランスもよく、煮物にも使われるのですね。

白桃と黄桃も、どちらも美味しい果物です。

自分の好みに合わせて工夫をしてみると良いでしょう。

白桃と黄桃の【成分の】違い

白桃と黄桃は同じ桃だから、栄養は同じですよね。
そう思われたら…ちょっと残念です。実は、白桃と黄桃は成分的に若干違いがあります。
ですから、それぞれの成分・栄養によって食べ分けてみることもおすすめです。

白桃はビタミンCが豊富

白桃に含まれるビタミンCは、抗酸化作用があり、老化や生活習慣病の予防に効果的です。また、白桃は、黄桃よりもカリウムが多いです。カリウムは、むくみの解消や血圧の降下などに効果的です。

以下に、白桃と黄桃の成分の違いをまとめました。
(それぞれ1個分で計算)

栄養素白桃黄桃
カロリー52kcal53kcal
糖質11g12g
食物繊維2.5g2.3g
ビタミンC21mg10mg
カリウム260mg200mg

誤解したくないことは、黄桃の栄養素が低い・悪いのではないことです。
黄桃にも十分なビタミンやカリウムが含まれていますが、白桃はそれ以上だということです。
ぜひ、白桃も黄桃も美味しく食べてくださいね。

まとめ

白桃と黄桃の美味しさはイメージできたでしょうか。

夏の終わりから味覚の秋の主役になってくれる、美味しい果物が桃です。

そのまま食べるシンプルさはもちろん、スイーツへと調理しても美味しく頂けます。

あなた好みの桃を見つけて、ぜひ楽しんでくださいね!

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