さくらんぼの紹介

山形を代表する果物、さくらんぼ。
日本一の生産量を誇り全国の7割を占めています。
当園でも一番の生産量を誇るメイン商品です。

さくらんぼの収穫時期は1年間のうちで6月中旬から7月上旬までの3週間しかありません。
そして、さくらんぼが最高の状態を維持できるのはほんの1、2日だけです。
収穫期は生育スピードが違う木を見極め、最高の状態で収穫できるよう毎日各園地を巡回しています。
公式ホームページでは妥協のない、『本物のさくらんぼ』をお客様にお届けします。

平成29年・令和2年・令和3年『佐藤錦』山形県さくらんぼ品評会にて
山形県1位の農林水産大臣賞受賞!

はじめ平成27年・28年・29年・30年・令和元年・令和2年
さがえ西村山さくらんぼ品評会6年連続最優秀賞受賞!

毎年行われるさくらんぼ品評会で数々の賞を受賞しています。

佐藤錦 発送時期:6月中旬~7月上旬

圧倒的な生産量を誇り子供からお年寄りまで愛されている王道品種。
鮮やかな真紅に色付いた佐藤錦はひとくち食べた瞬間、口いっぱいにひろがるジューシーな果汁、濃い甘さとほどよい酸味のバランスが絶妙な一品です。

紅秀峰 発送時期:7月上旬~7月中旬

紅秀峰は地元寒河江で誕生した近年人気のさくらんぼ。
佐藤錦の収穫が終わる7月上旬から収穫が始まるため贈答品としても最適です。
他にも佐藤錦に比べ魅力的な特徴があります。

  • 大粒で食べ応えがある
  • 酸味が少なく甘みが強い
  • 皮が厚くパリッとした弾ける食感
  • 実が固く保存性が高い

一度食べたら紅秀峰に乗り換えてしまうくらい食味も良くおすすめの品種です。
生産量に限りがあるため毎年欠品する人気品種です。

さくらんぼお届け年間カレンダー

さくらんぼ 3つのこだわり

最高峰の品質

量より質 収穫量は一般農家の約半分。

木に実らせる粒が多すぎると収穫量は増えますが小玉で色付きの良くないさくらんぼになります。
生育を見ながら3回ものふるいにかけ、木に生らせる実を厳選しています。

新しい枝に実を生らせる

剪定では実を何年も収穫した古い枝を切り落とし新しい枝が生えるよう切ります。
木を若返らせ常に元気のあるフレッシュな枝にだけ実を生らせることで大粒でパリッとした艶のあるさくらんぼになります。

最高峰の美味しさ

土づくりと根づくり

自家培養の納豆乳酸菌と酵母菌を定期的に散布した園地はカビや糸状菌が抑えられ土が柔らかくなり果樹が根を張りやすい環境を作り上げます。
地中にしっかりと毛細根をはりめぐらせた木は元気になり土の栄養をぐんぐん吸収しその栄養を実に転換させることで充実したさくらんぼになります。

自然本来の甘みに満ちた本当のさくらんぼ

化学肥料を一切使用せず有機肥料のみを使用し栽培しています。
ただ撒くのではなく、毎年園地ごとに土壌分析を行い土の栄養素を数値化し果樹が求めている必要な分だけを施肥しています。
人の手で味を付けるのではなく果樹自身が作り出す自然の甘みが凝縮されたさくらんぼはまさに究極の一品です。

収穫のタイミング

光センサーによる糖度検査

収穫前に糖度センサーによる検査と食味を行い基準に合格した木だけを収穫しています。

収穫は時間厳守、気温の低い早朝4:30から9:00まで

日中は気温が上がるためさくらんぼが柔らかくなり傷みの原因になります。
早朝は気温が低くパリッとした鮮度維持のため収穫後はすぐ詰場に運びます。

発送直前にパックを持ち上げ全方向から再検品

さくらんぼはデリケートな果物です。選果の時に問題がなくとも収穫時の圧力による傷みは時間とともに黒ずんで出てきます。
それを限りなくゼロにするため梱包直前に全方向から再検品しています。

さくらんぼの一年間

12月~3月

  • 剪定

    秋から冬にかけて木が元気になるよう余分な枝を切り落とし、大粒の実がなるように剪定を行います。

4月

  • 摘蕾

    花が咲く前に実が生るつぼみを落とします。開花前につぼみの数を制限しておくことで開花後の生育スピードが変わります。大粒の実になるにはこの作業はかかせません。

  • 定植

    厳選したさくらんぼを安定供給できるよう毎年この時期に定植作業を行い園地を拡大しています。

  • ハチ設置

    さくらんぼは自分の花粉では果実を作れません。適合する品種の花粉で受粉することにより初めて実になります。
    そのため花から花へ移動するハチの力を借り受粉を助けてもらいます。

  • 人工授粉

    受粉はさくらんぼの収穫量に直結する一番重要な作業です。ハチは気温が低いと飛ばないため、どんな状況でも毎年必ず人の手で一つ一つの花に花粉を付けます。

5月

  • 摘果

    受粉した花は1週間かけ5mm位の小さな実になります。
    ですがここで安心できません。木が樹体を健全に維持するためにいらないと判断した実を地面に落下させる生理落果という現象があるためです。
    残った実を今度は人の手でさらに厳選し1本約10kg程の着果量に仕上げます。
    これもまた一般的な収穫量に比べ半分ほどです。

  • ビニールハウス・防鳥ネット設置

    梅雨入り前にビニールを張ります。雨を遮る屋根がないと雨がさくらんぼに直接当たり、割れる原因になります。
    そして実が赤くなり始めると鳥が食べに来るため、側面すべてを囲うように防鳥ネットを設置します。

6月

  • 反射シート設置

    光の乱反射の効果で実の色付けを促進させます。日光を上下から充てることで真っ赤な艶のあるさくらんぼになるよう仕上げます。

  • 収穫

    贈答用の収穫時期は1年間のうちで6月中旬から7月上旬までの約3週間しかありません。そしてさくらんぼが最高の状態を維持できるのはほんの1,2日だけです。収穫期は生育スピードが違う木を見極め、最高の状態で収穫できるよう毎日各園地を巡回しています。収穫・箱詰など100人規模で作業を行います。

  • 9月

    有機肥料散布

    木にとって実をつけるという事は自分の体力を削ることです。収穫後は抵抗力が弱まっているため病害虫の影響を受けやすい状態です。土壌分析を行い土の栄養素を数値化し果樹に必要な分だけを施肥します。

  • 10月~11月

    園地整備

    紅葉と同じくさくらんぼの木も季節の終わりを迎えます。来年に向けハウスの補修や、若木の雪囲い、畑の整地など雪が降る前に終わらせなければなりません。そして雪が降るころにはまた一年の始まり剪定の開始です。

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