桃は傷みやすい果物ですよね。
スーパーマーケットなどの店頭で販売されている際にも、いたずらで「触らないように」特に注意されていることもありますね。
桃は、収穫後から熟成していきます。
ですから、手元に届いた時には「食べごろ」なのです。
とはいっても、すぐに食べられないときもあるでしょう。
桃の上手な保存方法をお伝えします。
常温では2〜3日美味しさをキープ!
桃を購入・あるいはおすそ分けをいただいて手元にきたら、できればすぐに食べてしまいたいものです。
桃は非常に薄い皮で覆われているため、実も非常にデリケートで傷みやすいのが特徴です。
しかし、水分をしっかりと含んで甘みがあり、美味しい果物だということはみなさんご承知の通りです。
ですから、風味が落ちないうちに早く食べてしまのが本当は一番良いのです。
もしもいったん保存したいのであれば、常温で2~3日にしておきましょう。
しかも、そのまま放っておいてはいけません。
手取り早い保存方法は、新聞紙でくるんでしまうことです。
これは、新聞紙が桃の水分を吸収して傷みを防ぐ役割をしてくれるためです。
最近のご家庭には新聞紙がない!場合も多いですよね。
そんな時には、ペーパータオルで包んでからポリ袋に入れて下さい。
ポリ袋の口は閉じましょう。
あくまで「いったん」保存しておく方法です。
なるべく早く桃を味わってくださいね。
桃を冷蔵庫で保存するのはNG!
保存といえば、何でも冷蔵庫でいいのではないか?
そう思いがちですよね。
ですが、桃に関しては冷蔵庫での数日保存は控えましょう。
冷蔵庫で桃を冷やして良いのは、食べる直前の数時間。
ひんやりとした食感を楽しみたい時だけにしましょう。
桃を長く冷蔵庫に保存してしまうと、甘みや香りが落ちてしまいます。
食べきれない時は【桃を丸ごと冷凍保存】
常温の2~3日で食べきれない時は、桃を丸ごと冷凍保存するのがおすすめです。
なんと、約1ヵ月も長持ちさせることができますよ。
冷凍方法は以下のとおり。
①桃を丸ごと水洗い。
②ペーパータオルで水気をふき取る。
③1個ずつラップで包む。
④冷凍用保存袋に入れて空気を抜くように口を閉じ、冷凍庫で保存。
期間は1ヵ月ほど保存できます。
ですが、食べる前・解凍前には保存状態を確認してくださいね。
解凍方法は以下のとおり。
①凍ったままの桃の皮に、薄く十字の切りこみを入れる。
②切りこみ部分に流水をあてながら皮をむく(するっと簡単にむけます)。
③15~30分ほど常温に置きます。その後、食べやすい大きさに切っていただきましょう。
暑さによっては解凍されるのが早いので、時間を調整してください。
半解凍状態では「シャリトロッ」。
完全解凍では「とろ~り」とした桃の食感が楽しめますよ。
桃を炭酸水に添えるだけでも美味しい
桃はそのまま食べても甘くてみずみずしく美味しいですが、カットした桃を炭酸水で割っても美味しくなります。
この時は、冷凍している桃から使う分だけを折って使えばよいのでお手軽ですね。
まとめ
桃は傷みやすい果物ということは分かっていても、丸ごと冷凍保存ができるとは新しい発見だったのではないでしょうか。
また、アレンジレシピも豊富ですから、桃を美味しく、色々な方法で楽しんでいけそうですね。
夏から秋の味覚を思う存分堪能してください。