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2023.12.21
山形のさくらんぼの収穫時期は6月〜7月!佐藤錦や紅秀峰など品種別の旬も紹介

初夏を告げる果実の代表といえるさくらんぼ。

旬の期間が短いため、美味しいさくらんぼを食べるには収穫時期を知るのが大切です。

この記事では品種や栽培方法別に、さくらんぼの収穫時期について紹介します。

おいしいさくらんぼの見分け方も記載しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

生産量日本一!山形県のさくらんぼ収穫時期はいつ?

山形県は、全国のさくらんぼ生産量の8割を生産しているさくらんぼ王国です。

山形県ではさくらんぼの代表格「佐藤錦」以外にもさまざまな品種を育てており、収穫の時期により、以下の3つに分別されています。

収穫時期代表品種
早生種(わせしゅ)6月上旬頃紅さやか高砂紅ゆたか など
中生種(なかてしゅ)6月中旬~下旬頃佐藤錦 など
晩生種(おくてしゅ)7月上旬紅秀峰紅てまり紅ゆたか南陽ナポレオン  など

早生種は小粒で酸味が強い品種が多く、晩生種は大粒で日持ちしやすい品種が多いという特徴があります。

酸味が強いものはお菓子作りに、日持ちしやすい品種はお中元など贈答用におすすめです。

人気品種別さくらんぼの収穫時期

山形を代表するさくらんぼの品種別の収穫時期について、品種の特徴と一緒に紹介します。

購入の理由や味や食感の好みなど、お好みにぴったりな品種を見つけてくださいね。

シェア率No.1「佐藤錦」は6月中旬頃

佐藤錦は日本で最も生産量が多く、山形県でも収穫量の7割を占めている品種です。

弾けるような食感と、酸味と甘みのバランスのよさが魅力で「さくらんぼの王様」とも呼ばれています。

またツヤがあり鮮やかな紅色の外見から、ルビーのように美しいと比喩されています。

佐藤錦の旬は6月中旬から6月下旬頃の20日間程度、他のさくらんぼと比較しても短めです。

暑さに弱く収穫後の日持ちも2~3日程度と短いため、食べ頃になると農家さんたちは急いで収穫をおこないます。

糖度の高い人気品種「紅秀峰」は7月上旬頃

紅秀峰は近年人気が急上昇している、晩生の最有望品種です。

大粒で歯ごたえがあるうえ、佐藤錦よりも甘みが強く、満足感が高いと評判です。

大粒で甘い理由は、暑さに強く樹上での日持ちがしやすいため。

甘く大きく育ってから、収穫できるのが強みといえます。

紅秀峰の旬は6月下旬から7月上旬頃。

収穫後も日持ちしやすいので、お中元などのギフトにピッタリなさくらんぼです。

お菓子づくりにぴったりな「紅さやか」は6月上旬頃

酸味が強くさっぱりとした味わいが魅力の紅さやかは、早生種のなかでは少し大き目の品種です。

佐藤錦や紅秀峰の果実は柔らかな黄色なのに対し、紅さやかは色素が濃く、鮮やかな赤色をしているのも特徴。

その酸味と色が、さくらんぼジャムやお菓子作りに最適です。

紅さやかの旬は6月上旬から中旬頃。

佐藤錦より少し早めに市場へ出回ります。

ハート形がキュートな「高砂」は6月上旬頃

小粒で酸味が強い高砂は、明治から栽培されている日本最古参の品種です。

ハート形の実が可愛らしく、おめでたいシーンに相応しい果物という意味で「高砂」という名前がつけられました。

糖度はさくらんぼのなかでは低めで、酸味を好む方に愛されています。

紅さやかと同様に、お菓子やジャムづくりにぴったりです。

高砂の旬は6月上旬から中旬頃。

生産量が全体の1.4%と少ないので、気になる方はさくらんぼ農家さんに取扱いがあるか尋ねてみてくださいね。

希少品種の「紅てまりは」7月上旬頃

紅てまりは粒が10g以上と大粒で、果肉と果皮がしっかりしているのが特徴の比較的新しい品種です。

実はハート形でツヤがあり、しっかりした甘さと適度な酸味のバランスも良好です。

紅てまりの旬は7月上旬頃と遅く、実が軟化しにくいためお中元などの贈答用に人気があります。

また暑さにも強く、気温が高い7月中旬まで収穫できるので、さくらんぼの収穫期間を広げていく大きな戦力となっています。

温室栽培のさくらんぼは収穫時期が早い

一般的な露地栽培のさくらんぼの旬は6月〜7月ですが、温室栽培のさくらんぼは4月から収穫が始まります。

温室栽培のさくらんぼも冬の寒さを経験しないと実をつけないため、12月までの寒さを経験させたあとビニルハウスを設置し、ボイラーで室内を温かくして育成します。

春になったと勘違いしたさくらんぼは2月中旬頃から花を咲かせ始め、4月上旬から収穫ができるようになるのです。

温室栽培は旬の短いさくらんぼの収穫期間を長くすることを実現した、さくらんぼ好きにはありがたい存在です。

さくらんぼの食べ頃は収穫当日!すぐ食べきるのがベター

さくらんぼは追熟しないため、最も美味しいタイミングで収穫されます。

そのため入手したらすぐに食べきるのがベターです。

とくに流通が最も多い佐藤錦は、皮が薄いため実が柔らかくなりやすく、収穫してから2〜3日で食べ頃を終えてしまいます。

晩生種である紅秀峰や紅てまりは皮が厚いため比較的日持ちがしますが、パリッとした歯ごたえを味わうなら早めに食べるのが理想です。

甘くて新鮮なおいしいさくらんぼの選び方

旬の短いさくらんぼを食べるなら、上質で満足感の高いものを選びたいですよね。

新鮮で味の濃いさくらんぼの特徴は、以下の4点です。

・粒が大きい

・赤くてツヤとハリがある

・軸が太くて緑色

・キズや痛みがない

ひとつずつ解説していきますね。

粒が大きい

さくらんぼのサイズは、S~4Lサイズに分けられています。

基本的にさくらんぼは、樹上でしっかり日の光を浴びて健康に育ったものほど粒が大きいため、Lサイズ以上のものがおすすめです。

赤くてツヤとハリがある

新鮮で味の濃いさくらんぼを見分ける際には、果皮の質に注目してみてください。

さくらんぼは、果皮全体が赤いほど甘く上質だといわれています。

また新鮮で水分がしっかり含まれているものは、プルンとしたツヤとハリがみられます。

ただし品種によっては、色が濃すぎる実は熟れすぎて柔らかくなってしまっている恐れも。

紅秀峰や紅さやかなどは、色が濃いほど味わい深いことが特徴です。

軸が緑色

さくらんぼの鮮度は実だけでなく、軸の状態でも確認ができます。

軸が緑色のものは収穫してから日が浅く、鮮度が保たれているさくらんぼです。

一方茶色く変色していたり枯れている軸は、収穫してから日が経ち鮮度が落ちているさくらんぼです。

またさくらんぼは収穫後追熟せず、新鮮なうちに食べるのが最も美味しいので、軸が緑のうちに食べきりましょう。

キズや傷みがない

デリケートなさくらんぼは、小さなキズや傷みから変色したりカビてしまう可能性があります。

できるだけ状態がよいさくらんぼを選びましょう。

産地直送のさくらんぼの予約はシーズン前から開始

さくらんぼの旬は初夏ですが、農家さんによっては秋ごろから次シーズンのさくらんぼの予約開始しているケースがあります。

紅秀峰など人気が高く生産量が少ない品種は、予約だけで売り切れてしまう場合があるので、旬のさくらんぼを必ず手に入れたい方は早めの予約が安心です。

まとめ

さくらんぼの旬は品種によって異なりますが、大体6月から7月頃まで。

ハウス栽培なら露地栽培よりも少し早い、4月頃から収穫が始まります。

生産量の7割を占めている佐藤錦の旬は6月中旬から20日間程度と短く、実が硬い晩生種は日持ちがよい品種が揃っています。

さくらんぼは旬だけでなく収穫後の日持ちも短いので、手に入れたら早めに食べきってくださいね。

アンスリーファームは最も美味しいタイミングでご自宅にお届け!

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アンスリーファームでは、さくらんぼが最高の状態である瞬間を見極めて収穫し、果皮全体が真っ赤な大粒のみをお届けします。

一切の妥協のないさくらんぼは、父の日やお中元などの贈答用にぴったりです。

アンスリーファームのさくらんぼのご予約は、11月より開始します。

とくに大人気の紅秀峰は予約で売り切れてしまう年もあるため、早めのご予約をおすすめします。

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